経済産業省は27日、インターネットオークションでのマスクの出品を自粛するよう、サイトを運営する各社に要請する方針を固めた。ネット上での取引をできなくし、買い占めの抑制につなげる。一定の猶予期間を設けた上で自粛してもらう考えだ。
 マスクの供給量は週1億枚程度にまで増やされている。しかし、同省幹部によると、小売店で大量に買い占めを行う業者がいることから、都市部を中心に品薄感が強いという。
 ネットオークションに高値で出品している業者は、相当数の在庫を抱えているケースもあると見込まれる。サイト運営各社に即時の自粛を要請せず、猶予期間をつくるのは、この間にさばかなければ売れ残るリスクを業者に認識させ、マスクの流通量を増やす狙いもあるとみられる。 (C)時事通信社