【ワシントン時事】ロイター通信は27日、トランプ米政権が新型コロナウイルス感染拡大に備え、マスクや防護服などの国内増産で国防関連法に基づく大統領権限の行使を検討していると報じた。これらは中国からの輸入依存度が高い。秋の米大統領選を控え、雇用増を図る狙いもある。
 米保健福祉省などは26日、感染症を予防するマスクや防護品の国内生産拡大のため、大統領権限の適用が可能か協議した。同省のアザー長官は「多くが中国製頼み」と述べ、国産品が少ない実態を明らかにした。医療現場で使われる高性能マスクの備蓄が不足しており、追加で3億枚相当が必要という。 (C)時事通信社