新型コロナウイルス対策として政府が全国の小中高校への臨時休校を要請したことを受け、防衛省は子育て中の職員と自衛隊員の希望者を対象に3月2日から数週間、特別休暇を付与する検討に入った。河野太郎防衛相が28日の記者会見で明らかにした。
 河野氏は「共働き世帯は働き方を変える必要がある」として、時差出勤やテレワークを積極的に活用していく考えも示した。災害派遣など緊急対応を求められる自衛隊員には、各駐屯地に5日間程度子どもを預けられる「緊急登庁支援」制度があり、この仕組みも活用できるようにする。
 全寮制の陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)は授業を続けるが、生徒に不要不急の外出を控えさせる方針だ。
 河野氏は、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での自衛隊による支援活動が3月1日にも終わるとの見通しも示した。帰国邦人や下船者らが宿泊する施設での生活支援は継続する。 (C)時事通信社