【ソウル時事】朝鮮中央通信は29日、北朝鮮で朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議が開かれ、金正恩党委員長が出席したと報じた。会議では新型コロナウイルスの感染拡大防止を討議し、正恩氏は「党中央の決定と指示を貫徹し、国家の安全と人民の生命の安全保障に総力を集中すること」を強調した。会議の日時は不明。
 また、28日には朝鮮人民軍の合同打撃訓練が行われ、正恩氏が指導した。訓練は「前線と東部地区の各防御部隊の機動と火力打撃能力を判定し、合同打撃の指揮熟練」を目的に行われ、正恩氏は満足の意を示した。
 正恩氏の動静が伝えられるのは、父の金正日総書記の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿への訪問が報じられた16日以来、約2週間ぶり。新型ウイルスの影響で公開活動を控えている正恩氏だが、会議開催などで指導力をアピールする狙いがありそうだ。 (C)時事通信社