東京都獣医師会は29日までに、香港当局がペットの犬から新型コロナウイルスの弱陽性反応が出たと発表したことについて、「犬が感染したことを確認したわけではない」とする見解をホームページ(HP)に掲載した。
 飼い主からペットに感染する可能性は「非常に低いと考えられる」とした上で、「まずは飼い主が感染しないよう注意し、落ち着いてペットに対応しましょう」と呼び掛けている。
 見解では香港当局の28日の発表に基づき、「犬の鼻と口の粘膜にたまたま付着したウイルスを検出してしまった可能性があり、犬の体内でウイルスが増殖したかは確定していない」と指摘。「日本のペットにおける感染は現時点において問題とならない」とした。
 日本獣医師会もHPで同様の見方を示し、「飼育者がしっかりした感染防御の対応を取ることが最も重要」としている。 (C)時事通信社