新型コロナウイルスの感染拡大を受け、厚生労働省は2日までに、感染が疑われる家族を自宅で看病する際の注意点を公表した。食事や就寝時も含めて別の部屋で過ごし、トイレなど共用部分の消毒を呼び掛けた。
 部屋数が少ない場合や、子どもの世話が必要な家庭では、カーテンなどで部屋を仕切ったり2メートル以上の距離を保ったりして過ごすよう求めた。就寝時は頭の向きを交互にして寝ることで感染のリスクを減らせるという。
 ウイルスは物に付着してもしばらく生存するため、ドアノブやベッド柵などは家庭用の塩素系漂白剤を使った後に水拭きをするよう求めた。トイレや洗面所は家庭用の消毒剤などでこまめに洗浄し、衣類や食器類は通常通り洗えば問題ないとした。ただ、汚れた衣服を扱う場合は、手袋とマスクの着用を呼び掛けた。
 同省は集団感染が発生した場所の特徴も公表した。換気が悪く、人が密集し、不特定多数の人が接触する空間を共通点として指摘。具体例として、スポーツジムやビュッフェ形式の会食、雀荘、スキーのゲストハウスなどを挙げた。 (C)時事通信社