新型コロナウイルスの感染が広がる中、兵庫、大分両県など各地で3日、新たな感染者が確認された。大分県での感染確認は初めて。
 複数の感染者が出た大阪市都島区のライブハウスのコンサート参加者では、新たに大阪府と神戸市の40代女性、京都市の50代女性の感染が判明した。
 大阪府によると、女性は大阪市内の大規模保育所に勤める保育士。府などは園児や職員など100人以上の健康観察を進める。
 吉村洋文知事は記者会見で、2月15、16日にライブハウスのコンサートに参加した人は、近くの保健所に相談するよう呼び掛けた。
 大分県で感染が確認されたのは、大分市内の飲食店に勤務する30代女性。2月23日に市内のスポーツジムを利用しており、市は利用者の特定を急ぐ。
 ほかにも、札幌市の30代と60代の女性2人、東京都の50代の女性会社員、横浜市の20代女性、神戸市の40代男性会社員、大阪府の50代男性会社員、愛知県の20代女性と70~80代の男女3人、名古屋市の60~80代の男女5人の感染が分かった。うち愛知県の80代男性は症状が重いという。
 一方、医師や入院患者の感染が相次いだ和歌山県湯浅町の済生会有田病院は、約3週間ぶりに4日から通常業務を再開すると明らかにした。感染した患者が転院してから2週間が経過し、残る職員や患者の検査結果が陰性だったことを受けて、ホームページ上で「安全宣言」を出した。 (C)時事通信社