【ソウル時事】韓国保健当局は3日、新型コロナウイルスの感染者が計5186人に達したと発表した。死者は31人となった。感染者は連日急増しており、過去10日間で約10倍に膨らんだ。保健当局は現在、3万5000人以上に対し、感染の有無を検査している。
 南部の大邱市や隣接する慶尚北道に感染が集中しており、感染者全体のうち半数以上が集団感染が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」の信者ら関係者。身体接触が多い同教会の礼拝方式により、感染が爆発的に広がったとみられる。一方、ソウルや首都圏の京畿道でも感染者はそれぞれ100人近くに達している。
 死者も大邱や慶尚北道に集中しており、同地域では感染者の急増で病床不足が深刻化。大邱では感染が判明しても、医療機関で治療を受けられずに自宅待機している感染者が2000人に達し、もともと疾患を持つ高齢者らが自宅で亡くなるケースも続出している。韓国紙は「医療体制の崩壊」(毎日経済)などと政府の対応の遅れを批判している。 (C)時事通信社