【パリ時事】イタリアのアゾリーナ教育相は4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5日から15日まで国内の全ての学校と大学を休校にすると発表した。保健省によると、これまでに感染者は3089人、死者は107人に達した。
 アゾリーナ氏はコンテ首相との記者会見で、「政府にとって簡単な決断ではなかった。生徒らがなるべく早く学校に戻れることを願う」と強調。インターネットなどを活用し、全ての生徒らが遠隔授業を受けられるよう努めると述べた。
 ANSA通信によると、ボネッティ家庭担当相は、休校中のベビーシッター費用支給や育児休暇の延長などの支援策を実施する方針だと説明した。感染者の多い北部ロンバルディア州など複数の自治体では、既に休校措置が取られている。
 ANSAによれば、国立衛生研究所は4日、感染拡大を防ぐため、頬にキスをするイタリアの伝統的なあいさつや握手を控えるよう勧告。頻繁に手を洗い、他の人から1~2メートル離れて過ごすよう呼び掛けた。 (C)時事通信社