【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの感染が拡大する中、米国でも必需品を買いだめする動きが出ている。小売店やインターネット通販は「特需」の恩恵を受ける一方、品不足などへの対応に追われている。
 交流サイト(SNS)には、小売店に人々が殺到する様子が多数投稿されている。中には「終末後の世界では、トイレットペーパーが新たな通貨になるだろう」と、買いだめ行為をちゃかすようなものも見られた。
 小売り大手コストコ・ホールセールが今月発表した2月の既存店売上高は、前年同月比12.1%増えた。同社は「新型コロナに対する懸念」が需要増につながり、売り上げを約3%分押し上げたとみている。
 特に売り上げが伸びているのは消毒液や飲料水、保存食。「毎日商品の配送は受けているが、一部商品の需要増を考慮すると不十分」(ガランティ最高財務責任者)として、購入点数に制限を設けている。 (C)時事通信社