【マニラ時事】フィリピン政府は9日、新型コロナウイルスへの感染拡大を防ぐため、ドゥテルテ大統領が「公衆衛生の緊急事態」を宣言したと発表した。陽性が確認された患者は累計10人にとどまるが、海外渡航歴のない人への国内感染が判明したため。
 政府は宣言によって、マスクや医薬品の迅速な調達や、厳格な隔離措置の実施が可能となる。さらに大統領は同日夜、マニラ首都圏の全学校を14日まで休校にするよう指示した。
 フィリピンの感染者数は、2月まで死者1人を含む3人で全員が中国人だった。しかし、3月6日に最近の渡航歴がないフィリピン人男性(62)の感染が判明。8日時点で計10人に増えた。 (C)時事通信社