札幌市は10日、ススキノのライブバーを2月26日に訪れた50代男性と、既に感染が判明していた別の男性客の同僚女性ら計3人が、新たに新型コロナウイルス陽性となったと発表した。このバーの来店客と従業員、その親族らの感染者は計10人となった。市は感染者の小規模集団「クラスター」が発生した疑いがあるとみている。
 相模原市は、新型ウイルスによる肺炎で同市の80代男性が9日に死亡したと発表した。男性は5人の感染者が出た相模原中央病院の入院患者だった。名古屋市は、感染者1人が死亡し、別の死亡者1人から同ウイルスが検出されたと発表した。市は2人の年代や性別を明らかにしていない。国内で確認された死者は計19人となった。
 兵庫県では、感染者が出た姫路市の医療機関に勤務する40代女性看護師と、60代男性入院患者の感染が判明した。北播磨総合医療センター(小野市)に勤務する神戸市の70代医師も感染。伊丹市のデイケア施設の関係者計4人の感染も分かった。
 大阪府と東京都、三重県、神戸市では、大阪市内4カ所のライブハウスの客と関係者、濃厚接触者計12人の感染が分かった。
 埼玉県川越市では、同居家族3人の感染が判明した。うち60代夫婦は3月1日までエジプトへ旅行し、ナイル川のクルーズ船で4泊していた。同県入間市ではパリ旅行から2日に戻った50代夫婦が感染。妻は同市のパート職員という。
 10日はこのほか、神奈川県や新潟県、静岡県などでも新たな感染者が確認された。 (C)時事通信社