【パリ時事】ローマ教皇庁(バチカン)は10日、イタリア国内での新型コロナウイルス感染拡大を受け、サンピエトロ大聖堂と同広場を観光客に対し閉鎖したと発表した。期限は4月3日までの予定。個人で礼拝に訪れる信者は出入りできるという。
 バチカンによるとフランシスコ教皇は10日、聖職者向けのミサを行い、「司祭たちが病気の人々を訪ねる勇気を持てるよう祈る」と激励。「病人や医療関係者らのために祈り続けよう」と呼び掛けた。
 バチカン市国でも既に新型コロナウイルスの感染例が確認されている。感染防止のため、フランシスコ教皇は8日、毎週日曜の「正午の祈り」をビデオ中継で実施。11日の一般謁見(えっけん)もビデオを通じて行われる。 (C)時事通信社