厚生労働省の検討会は11日、新型コロナウイルスの感染がさらに拡大し、軽症の感染者らが自宅療養することになった場合、オンラインによる医師の診療を認める方針をおおむね了承した。患者に安心感を与え、経過観察を通じて重症化するリスクを減らすのが狙い。同省は今後、詳細を検討する。
 政府は、入院を要する患者が増え、重症化しやすい人の入院に支障を来すと判断した場合、軽症や無症状の人を自宅療養させる方針を決めている。検討会は熱やせきなどの有無はオンラインで診療できるとした上で、感染を確認したのと同じ医師が担当することとした。
 また、厚労省は先月28日付の事務連絡で、医師が持病のある高齢者らをオンラインなどで診療し、持病用の薬を処方できるとしていた。検討会は病状が変化した場合は、それまで使っていたのと異なる持病用の薬の処方も認めた。高血圧や糖尿病の薬を想定しているという。 (C)時事通信社