【北京時事】新型コロナウイルスの感染者が1万人を超え中国に次いで多いイタリアに対し、中国政府が支援を本格化させた。中国メディアによると、四川大学華西医院の医師や中国赤十字関係者ら7人の専門家チームが11日、ウイルス検査キットやマスクなど医療物資を携行してイタリアに向かった。
 専門家の派遣はイラン、イラクに続き3カ国目。中国外務省の耿爽副報道局長は11日の記者会見で「われわれは自らの困難を克服すると同時に、必要とする国にできる限りの援助を行う」と強調した。
 中国の王毅外相兼国務委員は10日夜、イタリアのディマイオ外相と電話会談し、「ウイルスに国境はなく、人類共通の敵だ」として、医師団の派遣や医療物資の提供を申し出ていた。 (C)時事通信社