【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの感染者が急増している米ニューヨーク市郊外ニューロシェルの一部で指定された「封じ込め地域」が12日から始まった。現地に派遣された州兵は朝から住民に食料を運搬。礼拝所など大勢の集まる施設は閉鎖された。人の往来は制限されないが、住民男性はCNNテレビに「退屈で不安。生活や友人、親族から遮断されたようだ」と不満を述べていた。
 ニューロシェルのあるウエストチェスター郡は日本人駐在員も多く住んでいる。封じ込め地域は、ニューロシェルのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)を中心に半径約1.6キロが指定され、25日まで続く。このシナゴーグには感染者が通っていた。
 子供2人が地域内の高校に通うニューロシェル在住の日本人女性(51)は電話取材に「学校が11日から休校になったので、昼食をつくらなければならなくなった」と話す。郡内のスーパーに車で通勤する際に封じ込め地域付近を通るのは「少し不安」と語った。 (C)時事通信社