厚生労働省は14日、イタリア北部に滞在していた20代男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。同国からの入国者の感染確認は2例目。男性は2月25日~3月11日、ロンバルディア、ベネト両州に滞在。成田空港で検疫を受け、13日に感染が分かった。
 長野県は3月2~9日にフランスに渡航していた20代女性、東京都も英国やスペインから帰国した旅行者らの感染をそれぞれ発表した。
 長崎県は、県内初となる感染者を公表。壱岐市の30代男性で、症状はないという。同市は離島で、県によると、沖縄県を除く離島での感染確認は全国初とみられる。大阪府によると、男性は府内の感染者の30代男性と接触があった。
 男性は12日に京都府から壱岐市に転居。同日に予約していた宿泊施設をキャンセルし、同行者2人とテントや車に宿泊していた。
 14日はこのほか、福島県でエジプトのナイル川クルーズに参加した70代女性の感染が判明。埼玉県越谷市では、12日に公表済みの70代女性と同居する小中高校生とその両親の計5人の感染が分かった。北海道や新潟などでも新たな患者が出た。
 名古屋市は、市内の高齢女性が新型ウイルス肺炎で14日に死亡したと発表した。 (C)時事通信社