新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、全国で続く小学校などの臨時休校。共働き家庭など1人で留守番をする子どもも多く、安全確保が課題になっている。専門家は来訪者や電話への対応などを事前に伝え、自宅内で発生する恐れがあるトラブルを教えることが重要だと指摘する。
 「子どもは断ることが苦手」と話すのはNPO法人「日本こどもの安全教育総合研究所」の宮田美恵子理事長。インターホンが鳴っても応対せず、固定電話は留守電に設定して出ないことなどを親子で事前に確認すべきだと強調した。
 インターネットの利用も保護者がいる時に限定するなどのルールを作るよう勧める。
 宮田理事長は「自宅にいる時間が長いと子どももストレスをためるので、親が一緒に外出する機会もつくってもらえれば」と話す。
 NPO法人「保育の安全研究・教育センター」の所真里子理事は危険なトラブルとして、食事中の窒息を挙げる。水分の少ないホットドッグや丸い形のプチトマトなどは喉に詰まりやすいといい、「お茶などを飲みながら、ゆっくりかんで食べるように教えてほしい」と訴えた。
 室内での転倒を防ぐため、フローリングの上に滑りやすい物を置かないことなどにも留意が必要だとしている。 (C)時事通信社