【パリ時事】フランスで15日、統一地方選の第1回投票が行われる。与党「共和国前進」にとって初の統一地方選で、マクロン大統領は2022年に行われる大統領選の弾みにしたい考えだ。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて投票所は感染防止対策に追われ、混乱が予想される。高齢者には外出自粛が呼び掛けられており、投票率の低下も懸念されている。
 仏国内では14日時点で新型コロナ感染者が3600人超、死者が79人と感染拡大が続く。一時は地方選の実施が危ぶまれたものの、マクロン氏は12日、「有権者が投票所へ行くのに何ら障害はない」と強行する考えを表明。政府は感染拡大防止のため、有権者に自分のペンを持参するよう呼び掛けた。
 選挙では、市町村に当たる約3万5000の自治体の議員を選出し、任期は6年。原則として、15日の第1回投票で有効投票の過半数を獲得する候補者がいなければ、22日に第2回投票が行われる。 (C)時事通信社