【マニラ時事】フィリピンのドゥテルテ大統領は16日、市民の移動を制限する「封鎖」の対象をマニラ首都圏からルソン島全体に広げるよう指示した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためで、人口の半分以上に当たる約5700万人が対象となる。パネロ大統領報道官が発表し、「医療や人道上の目的以外では移動せず、在宅するように」と呼び掛けた。
 「封鎖」は当初、約1300万人が暮らすマニラ首都圏で15日から実施された。国内公共交通機関の運行を停止し、移動を制限したものの、民間企業の社員の一部は出勤できた。しかし、感染者数の急増を受け、17日から地域を拡大。医療関係者や一部の公務員を除いて出勤が禁じられた。ただ、スーパーや雑貨店、銀行のATMは稼働するという。 (C)時事通信社