【ワシントン時事】米政府は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、国民に向け今後15日間の行動ガイドラインを発表し、10人超の集まりや外食の自粛を呼び掛けた。米国内の感染者や死者が増加する中、トランプ大統領は記者会見で「国が一つになればウイルスを打ち負かすことができる」と協力を求めるとともに、新型コロナウイルスの問題が「7月か8月まで続く可能性がある」と予想した。
 トランプ氏は、6月に首都ワシントン近郊のキャンプデービッド山荘で開く先進7カ国首脳会議(G7サミット)について「まだ議論していない」としつつ、予定通り開催する考えを表明。大統領選に向け17日にフロリダ州などで予定される予備選に関しては「各州に任せる」とした上で、「(選挙の)延期は難しい。あまり良いことではない」と述べた。
 政府のガイドラインはこのほか、児童・生徒の在宅授業を求め、自己裁量で決められる旅行は避けるよう要請している。ニュージャージー州が住民に呼び掛けた夜間外出規制に関し、トランプ氏は「現時点で全国規模では考えていない」としながらも、感染集中地域で実施する可能性を示唆した。 (C)時事通信社