【台北時事】台湾の衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)は17日、新型コロナウイルスの感染が広がる日本の感染症危険情報をレベル3の渡航中止勧告に引き上げると発表した。台湾では海外から戻った人の感染例が相次ぎ、15日からの3日間で24人に上った。渡航制限を一段と強化し、感染拡大を抑制したい考え。
 レベル3に引き上げられるのは、日本やシンガポール、タイ、マレーシア、米国のワシントン州など3州で、19日付で実施。これにより、日本から台湾に入った人は2週間の自宅やホテルでの隔離が義務付けられる。日本人観光客を対象としたビザ免除も一時停止される。日台間は観光だけでなく経済関係も密接なため、大きな影響を受けそうだ。
 台湾で17日に新たに確認された感染者は10人で、いずれもトルコやエジプト、ドイツ、フランスなど海外を訪れ、過去2週間以内に台湾に戻っていた。15、16の両日に感染が確認された14人も全員、日本を含む海外への渡航歴があった。これにより、感染者は死亡した1人を含め累計77人となった。 (C)時事通信社