【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は、域内で感染が拡大する新型コロナウイルスの脅威に関して「われわれは専門家でなく、当初は皆、過小評価していた」と初期の認識不足を認めた。18日のドイツ紙ビルト(電子版)のインタビューで語った。
 その上で「しかし、今やこのウイルスがわれわれを長期間にわたって忙しくさせることは明白だ」と述べ、対応が長期戦となることを強調。EU各国首脳が17日に合意した欧州への入域を30日間原則禁止する措置について「2、3週間前なら過激に思えたかもしれないが、今導入すべきだ」と必要性を訴えた。
 欧州委員会はイタリアで感染者が増え始めた当初、国境間の移動制限による封じ込めには慎重姿勢だった。その後、欧州各地で感染者が急増したことで、方針転換を余儀なくされた。 (C)時事通信社