【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相は18日、テレビ演説を行い、新型コロナウイルスについて「第2次大戦以来の試練」と述べた。メルケル氏が特定のテーマでテレビ演説をするのは異例。国内感染者が1万人を突破する中、劇的な表現で国民に危機感の共有と、国境封鎖など厳しい措置への理解を求めた。
 メルケル氏は「状況は深刻だ。あなた方も深刻に捉えてほしい。ドイツ統一以来、いや第2次大戦以来、わが国にとってこれほどまで連帯が重要になった試練はなかった」と強調した。
 学校閉鎖などは「民主主義下で決して安易に決められるものではない」としながらも「生命を守るため、今は不可欠なことだ」と説明。国民に感謝しつつ、一人ひとりが自分の使命として、感染防止策や助け合いを行ってほしいと呼び掛けた。また、生活必需品の供給確保を約束し、買い占めを慎むよう訴えた。 (C)時事通信社