大阪府の吉村洋文知事は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、20日からの3連休中、兵庫県との不要不急の行き来を自粛するよう府民に呼び掛けた。記者会見した同知事は「兵庫や大阪では、いつ感染の爆発が起きてもおかしくない状況だと聞いている」と強調した。
 府によると、政府の専門家会議から両府県の往来を自粛するよう提案された。吉村知事は今後の感染者数について、「最悪の場合、大阪と兵庫で4月3日までに計約3300人出る試算も(同会議から)示されている」と述べた。
 兵庫県の井戸敏三知事も19日、大阪やその他の地域との不要不急の往来や外出などの自粛を求めた。県内の感染者は、伊丹市のデイケア施設の利用者らを中心に90人を超えたが、井戸知事は「急増しているのは事実だが波及している状況ではない。大部分(の発生場所)が把握されており、しっかり封じ込め対策を行う」と強調した。 (C)時事通信社