【北京時事】中国政府は19日、20日から北京首都空港に向かう国際線の一部をまず周辺の空港に着陸させ、乗客の検疫を行うことを正式発表した。感染の疑いのある入国者を早めに隔離し、首都・北京への新型コロナウイルス流入を阻止する狙いだ。
 当面の対象便として、成田発の中国国際航空CA926便が入った。20~22日の3日間は、内モンゴル自治区のフフホト空港にいったん着陸。検疫で問題ない客は同機に搭乗し、北京に向かうとしているが、発熱など症状がある乗客はフフホトで隔離される可能性がある。
 このほか、モスクワ発とパリ発の中国国際航空便は天津空港に、トロント発の海南航空便は山西省の太原空港にまず着陸する。
 今回の方針は、中国民用航空局が17日のインターネット会議で内外の航空会社に「北京を守るため」と指示。しかし、外国の航空会社は整備士の不在などを理由に反対したため、中国の航空会社が対象となった。 (C)時事通信社