【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、新型コロナウイルスにマラリア治療薬などが有効か調べるため、米食品医薬品局(FDA)に治験を加速するよう指示したと明らかにした。FDAのハーン長官は「大規模な臨床試験」を行う必要があると述べ、予防ワクチンや治療薬の実用化は「1年先になる」との見通しを示した。
 トランプ氏は記者会見で、「この恐ろしいウイルスに最も効果のある治療法を見つけるためには手段を選ばない」と語り、FDAに承認審査手続きを効率化するよう求めた。
 有望な治療薬としてマラリア薬の「クロロキン」、エボラ出血熱に対応する「レムデシビル」などを挙げた。クロロキンは、中国やフランスでコロナ患者の治療に有効だとの事例が報告されている。 (C)時事通信社