【パリ時事】イタリア保健省は20日、新型コロナウイルスによる死者が4032人となり、感染者が4万7021人に達したと発表した。ANSA通信によると、1日当たりの死者数は過去最多の627人。合計の死者数は中国を抜き世界最多だが、感染拡大の勢いは収まっていない。医療従事者の感染・死亡例も相次いでいる。
 政府は生活必需品を扱う店以外の全店舗の休業や、市民の外出禁止などの措置で感染拡大阻止に努めている。ANSAによれば、市民保護局のボレッリ局長は記者会見で「いつピークを迎えるかは分からない。来週、再来週だとする見方もあるが、科学的根拠はない」と指摘。一方で「(外出禁止などの)措置は成果を上げている」と強調し、死者は増えているものの、対策が無意味というわけではないと説明した。 (C)時事通信社