【シンガポール時事】シンガポール政府は22日、新型コロナウイルス対策で、23日午後11時59分(日本時間24日午前0時59分)から外国人観光客ら短期訪問者の入国や乗り換えを一切禁止すると発表した。シンガポールのチャンギ空港はアジア太平洋地域の主要な「航空ハブ(拠点)」で、空の移動は一層困難になりそうだ。
 日本人を含め大半の外国人の乗り換えにこれまで規制はなく「自主的な隔離を2週間行う」ことを条件に入国も認められてきた。しかし、海外で感染した人が入国後に陽性と分かる例が続いている。シンガポールは人口約570万人の小国ながら、感染者は累計400人を超え、対策強化を迫られた。
 政府は併せて、駐在員やその家族ら長期滞在ビザ保有者についても「医療や輸送など不可欠なサービスを提供する」分野を除き入国を認めない措置を実施する。日系企業は人事異動の時期のため、混乱は必至だ。 (C)時事通信社