埼玉県の大野元裕知事は22日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国と県が主催者に繰り返し自粛を求めていた格闘技イベント「K―1 WORLD GP」が同日、さいたま市で開かれたことについて「強制的に中止させる権限はないが、こういう形でイベントが開催されたのは残念だ」と述べた。
 県によると、イベントは同日午後から県の施設「さいたまスーパーアリーナ」で開かれ、観客約6500人が入場した。主催者はマスクの配布や消毒液の設置などの対策を講じ、県側は開催に当たって観客全員の住所、氏名、連絡先の把握を指示した。
 この日は大野知事もイベント前に会場を訪れた。大野知事は会見で「多くの人が集まるイベントは自粛が適当と考え、お願いしてきた。今後、無症状感染者が出る可能性もないわけではないので、大変残念だ」と語った。 (C)時事通信社