新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた全国一斉の休校要請を4月から解除する方針に関し、文部科学省がまとめた学校再開に関する指針の内容が23日、分かった。「感染源を絶つ」「感染経路を絶つ」「抵抗力を高める」を対策に掲げ、再開後は毎朝の検温と風邪症状の確認、手洗いやせきエチケットの徹底などを求めた。留意点を確認できるようチェックリストを作成した。
 文科省は24日に指針を公表し、都道府県教育委員会などに通知する。
 指針では、(1)換気の悪い密閉空間(2)多くの人が密集(3)近距離での会話や発声―の3条件が重ならないようにする対策が不可欠と指摘。教室の小まめな換気の励行やマスクの使用を指導することとした。
 感染者や濃厚接触者らへの偏見や差別を禁じるほか、入学式や始業式の実施に当たり3条件を避けるよう求めた。今回の臨時休校に伴い学習面で著しい遅れが生じないように補充授業の実施なども盛り込んだ。 (C)時事通信社