【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月30日から4月3日を有給の非労働期間にする大統領令に署名した。プーチン氏は国民向けテレビ演説で「『自分は関係ない』と思わないでほしい」と述べ、「今一番安全なのは家にいることだ」と強調した。
 ロシアの感染者数は先週初めには100人以下だったが、25日には658人まで増加。政権は危機感を強めている。
 プーチン氏は非労働期間について「感染拡大の速度を遅らせるためだ」と説明。「欧州などで今日起きていることは近い将来にわれわれにも起きるかもしれない」と訴えた。
 非労働期間中は医療機関のほか、薬局や商店などは営業を行い、公共交通機関も運行する。プーチン氏はテレビ演説で社会福祉政策や中小企業支援策なども発表した。 (C)時事通信社