【サンパウロ時事】メキシコのロペスオブラドール大統領は26日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、米国などで暮らす同胞に対し「できれば来ないでほしい」と要請した。1230万人のメキシコ生まれの移民が暮らす米国では、世界最多の8万2000人超の感染者が確認されている。
 ロペスオブラドール氏は記者会見で「同胞はできればメキシコに渡航しないでほしいが、もちろん緊急の際は制限しない。ただ、空港での入出国の際により厳しい衛生措置を取ることを決めた」と語った。
 メキシコ保健省次官は25日、在米同胞に「この時期に来る必要はない。家族を危険にさらすことになる」と述べ、米国にとどまるよう促していた。メキシコでは475人が感染し、6人が死亡している。 (C)時事通信社