【ニューヨーク時事】米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によると、新型コロナウイルスの感染者数が世界最多となった米国で27日、10万人を超えた。また、イタリアの感染者は8万6000人を突破し、中国を抜いて世界2位となった。イタリアの死者は9134人。世界全体の感染者は59万人以上、死者は約2万7000人に達している。
 AFP通信によれば、イタリアでは27日だけで969人の死亡が報告され、1カ国で1日に確認された死者数としては最多となった。スペインでも769人が死亡し、同国の1日の死者数では最多を記録した。
 米国で感染者が最も多いニューヨーク州のクオモ知事は27日の記者会見で、州内の感染者が前日から7377人増え、4万4635人になったと発表した。州の死者は134人増の519人。クオモ氏は「今後も増え続けるだろう」と警告した。
 クオモ氏は27日、州内の公立学校の閉鎖期間を4月15日まで2週間延長した。州の患者数は3週間後にピークを迎え、14万の病床を要する見通しで、州当局は病床や人工呼吸器などの確保を急いでいる。州では、現在6481人が入院しており、うち1583人は集中治療室(ICU)に入っている。2045人は退院したという。 (C)時事通信社