厚生労働省は30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年の国民生活基礎調査を中止すると発表した。調査を担当する保健所が新型コロナ対応に忙殺されているほか、調査では調査員が対象世帯の人と長時間接触するため、実施は難しいと判断した。
 調査は、各世帯の所得状況などを収集する目的で毎年実施。今年は約5万5000世帯を対象に行う予定だった。調査員が各戸を訪れ調査票を回収する方式だが、細かな情報を確認するため、対象者と対面で数十分単位で話すこともあるという。 (C)時事通信社