【パリ、ベルリン時事】イタリア保健省は30日、新型コロナウイルスの感染者が約10万2000人となったと発表した。10万人を超えたのは米国に続き2カ国目。死者は前日から812人増え、1万1591人に上る。
 30日のイタリア当局の集計では、過去1日間の新規感染者数は4050人と、約2週間ぶりの低水準となった。ANSA通信によると、副保健大臣は「7~10日後」に感染のピークを迎え、その後は大きく減少に転じるとの見方を示した。
 市民保護局のボレッリ局長は記者会見で「きょう回復したのは1590人に上り、感染が始まって以来最多だ」と強調。累計で約1万5000人が既に回復したと明らかにした。
 一方、世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏も30日にジュネーブで行った記者会見で、イタリアではロックダウン(都市封鎖)などの効果が出始める時期であり、感染拡大は「近く安定するはずだ」と述べた。 (C)時事通信社