【ニューヨーク時事】米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は30日、新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験(治験)を9月までに始めると発表した。来年初めの緊急的な使用に備える構えだ。新型コロナの終息が見通せない中、世界の製薬会社がワクチンや治療薬の開発を急いでいる。
 J&Jは今年1月からワクチン開発に着手。通常の開発に比べ、「かなり早期」(同社)の実用化を目指す。今後、ワクチン10億回分以上を供給できる製造能力を整備する予定だ。
 J&Jはまた、米厚生省の生物医学先端研究開発局(BARDA)との提携の下、両者で新型コロナワクチン開発に10億ドル(約1080億円)以上を投じたと説明した。 (C)時事通信社