「いま、感染拡大を止めるのが大切。まずは意識改革だ!」。ウイルス学の専門家によるこんな投稿が、インターネット上で急速に拡散している。自分を無症状の感染者と捉え、一人一人が他人に感染させないよう行動することを勧める内容で、ツイッターでは投稿後わずか2日で10万回以上リツイート(転載)された。
 投稿したのは、京都大ウイルス再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授。「なるべく鼻で息を吸え!」「他人と食事する時は、黙れ。食事に集中しろ!」といったストレートな口語体で書かれているのが特徴で、読んだ人からは「わかりやすい」「やるべきことがはっきりした」との返信が相次いだ。
 宮沢准教授は「ここ数週間人々の警戒が緩んでおり、首都封鎖に至りそうな危機感があった」と説明。「いったん封鎖が解除されても、人々の行動が変わらなければ何度も繰り返すことになる」と警鐘を鳴らし、「本当に単純な対策で感染拡大は防げる。有効な薬は遠からず見つかると思うので、それまで協力して医療崩壊を防ぐことが大切だ」と呼び掛けた。 (C)時事通信社