【ロンドン時事】英大学インペリアル・カレッジ・ロンドンは30日、欧州主要国が導入した全国的なロックダウン(都市封鎖)など一連の新型コロナウイルス対策によって、最大12万人の命が救われるとの分析結果を公表した。都市封鎖などで欧州経済は著しい打撃を受けているが、研究チームは「政府の介入がなければもっとひどいことになっていた」と強調している。
 研究チームはイタリアやスペイン、英国など欧州の11カ国を対象に、計算モデルを使って対策の効果を推計した。これらの国々はロックダウンや学校の一斉休校、集会の禁止など前例のない対策を導入した。
 分析によると、11カ国全体で3月28日までに人口の2~12%に当たる700万~4300万人が感染した可能性があると推定。しかし、政府の対策の効果で、全体で2万1000~12万人の死亡が回避されるとしている。 (C)時事通信社