【パリ時事】ギリシャ移民政策省は31日、アテネ近郊の難民キャンプで生活していた女性が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。アフリカや中東から欧州を目指す移民が多く流入するギリシャの難民キャンプで初の感染者となる。地元紙カティメリニが報じた。
 同紙によると、感染はアテネの病院で出産後に判明した。当局は、女性が病院で感染した可能性も含めて感染経路を調査している。
 女性が暮らしていた難民キャンプには約2500人が収容されている。移民政策省は記者団に対し「最近女性と接触した人を調べている」と述べた。キャンプ内では、女性の同居者も含め他に感染者はいないという。
 ギリシャでは31日までに約1300人の感染が確認され、約50人が死亡した。政府は一斉休校や外出禁止で、感染拡大阻止に努めている。 (C)時事通信社