【サンパウロ時事】中米パナマ政府は30日、新型コロナウイルスの拡散を防ぐため、性別で外出できる日を分ける隔離措置を発表した。4月1日から実施される。
 パナマ政府は25日に外出禁止を発令。身分証の末尾の数字ごとに時間帯を指定した上で、1日2時間だけ食料品や医薬品買い出しなどのための外出を許可してきた。しかし、違反者が多かったことから規制強化を決めたという。
 新たな規制は時間帯の指定に加え、女性の外出を月曜、水曜、金曜に限定。男性は火曜と木曜、土曜だけと決めた。日曜は誰も外に出られない。
 性別は身分証の記載に基づくため、LGBT(性的少数者)団体は「外出の際に、言葉の暴力や差別を受けかねない」と主張。「LGBTへの人権侵害だ」と反発している。パナマの感染者は31日現在、1200人に迫り、死者は30人。 (C)時事通信社