世界に拡散する新型コロナウイルスについて、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、記者会見し「数日以内に感染者が100万人、死者が5万人に達する」という見通しを示した。「急激な感染の増加と拡大を深く懸念している」とも述べ、各国に一層の対策を求めた。
 米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の日本時間2日午前時点の集計によると、新型コロナウイルスの世界全体の感染者は累計93万人を超えた。最多の米国では21万人超に上った。
 次いでイタリア(約11万人)、スペイン(約10万人)、中国(約8万人)の順に多い。新型ウイルスは世界的な広がりを見せ、AFP通信によると、中南米とカリブ海諸国で2万人以上の感染者が確認された。
 死者は、世界全体で4万6000人を超えた。イタリア(約1万3000人)が最も多く、それに次ぐスペイン(約9000人)、米国(約5000人)、フランス(約4000人)も中国(約3000人)を上回っている。AFPは、新型ウイルスが「欧州だけで3万人以上の命を奪った」と伝えている。 (C)時事通信社