日本眼科学会と日本眼科医会は2日までに、新型コロナウイルスが鼻や喉の上気道だけでなく、目の結膜からも感染する可能性があるとして、洗っていない手で目をこすらないよう呼び掛ける注意文をホームページに掲載した。自分が気付かずに感染している場合もあり、他人にうつさないため、目を触った後も手を洗うよう求めている。
 コンタクトレンズを使ったり、外したりする前後には手を十分に洗い、レンズのこすり洗いや消毒をしっかり行う必要がある。心配な場合は眼鏡に代えてもよい。目薬を他人と共用してはいけないという。
 感染者のせきやくしゃみの飛沫(ひまつ)が顔にかかるのを避けるためには、眼鏡やゴーグルの使用が考えられるが、顔との隙間からウイルスが侵入したり、眼鏡などを触った手で目をこすったりして感染する恐れもある。
 外出を控えるあまり、目の病気が悪化する事態を避けるため、目の異常を感じたら眼科医に相談するよう勧めている。 (C)時事通信社