【北京時事】新型コロナウイルスの感染拡大が最初に起こった中国湖北省武漢市は2日付で、各居住区の封鎖式管理の徹底を求める通知を出した。「住民の不必要な外出は極力させない」よう指導するとしている。8日に市外への交通封鎖が解除されるのを前に、「第2波」の感染拡大防止に向け引き締めを図る内容だ。
 武漢市では各居住区の門に監視役が置かれ、感染ピーク時は外出が一切禁止された。今は感染者がいなくなった居住区では出勤などが許されるが、門で体温測定や身分確認などを行っている。通知はこうした管理の厳格化を求めた。
 市外からの鉄道、市内の地下鉄やバス、商業施設の営業が徐々に再開し、武漢市では復旧ムードが漂うが、通知は「住民の警戒が緩んでいる」と指摘。感染しながら発熱などの症状がない「無症状感染者」や退院後に再発した患者が出ている上、海外や市外からのウイルス流入も懸念されるとして「状況は依然厳しい」と訴えた。 (C)時事通信社