国税庁は3日夜、税務大学校和光校舎(埼玉県和光市)で6日から予定していた新任職員約1100人を集めた研修を、在宅での実施に変更すると発表した。期間は約3カ月で9割が寮に入る見通しだったが、新型コロナウイルスの拡大を不安視する市民から和光市に苦情が相次ぎ、市長もツイッターで「クラスター(感染集団)が発生したら責任を取れるのか」と批判していた。
 同庁によると、予定していたのは全国の国税局などで今春採用された大卒の国税専門官が税法や会計学などを学ぶ基礎研修。既に約900人が入寮しているが、6日以降に順次帰宅させ、当面の間スマートフォンなどで講義を録画した動画を視聴させるという。 (C)時事通信社