東京都内で確認された1日当たりの新型コロナウイルス感染者が、初めて100人を超えた。感染者の累計は4日時点で891人に上り、わずか5日で倍増した。欧米で起きた「感染爆発」が発生しかねない状況で、都は警戒を強めている。
 1日当たりの感染者は3月中旬ごろまで数人から十数人で推移してきたが、同25日に41人と急増。その後も数十人の高水準が続き、累計感染者は3月30日の443人から倍増した。
 感染者の内訳を見ると、3月末から20代以下の感染者が目立つようになった。都福祉保健局によると、若者は高齢者に比べ行動範囲が広く、無症状のまま感染を広げている可能性があるという。感染経路が分からないケースも増えている。
 一方、入院中の患者は4日時点で800人を超えた。都は6日までに新型コロナウイルスに対応する病床について、900床を確保する見通しだが綱渡りの状態が続く。このため数日中に軽症者と無症状の感染者はホテルで療養する取り組みを開始する方針だ。
 小池百合子知事は「感染爆発の重大局面」として、2週連続で週末の外出自粛を要請。4日も「命が関わっています。不要不急の外出をお控えいただくようお願いします」とするコメントを出した。 (C)時事通信社