【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によると、新型コロナウイルスの米国の感染者が30万人を超え、死者は8000人を上回った。トランプ大統領は4日の記者会見で「今後2週間が最も過酷だ」と予想。感染者の多い地域に数千人の米軍関係者を派遣する方針を表明した。
 5日朝(日本時間同日夜)の時点で全米の感染者は31万2000人を超え、死者は8500人超。最大の影響を受ける東部ニューヨーク州は4日、1日に発表する新たな感染者・死者が今回最も多くなったと発表した。
 感染者の多い州では医師や看護師の確保が急務となっている。トランプ大統領は「数千人の米軍関係者を追加で派遣する」と明言。このうちニューヨーク市に1000人を配備し、連邦政府が備蓄した1万台の人工呼吸器の一部をニューヨーク州に送ると語った。
 世界全体の感染者数は120万人を超え、死者数は約6万6000人。米国は世界で感染者が最も多く、全体の4分の1を占める。続いてスペインが約13万人、イタリアが約12万5000人、ドイツが9万6000人超と、欧州でも影響が深刻化している。 (C)時事通信社