新型コロナウイルスの感染予防策について、近距離での会話を避けていると答えた人が32.8%にとどまることが6日までに、厚生労働省とLINEの全国調査で分かった。厚労省は「感染リスクを高める他人との『密接』への対応がまだ十分とは言えない」としている。
 調査は、LINEが厚労省に協力し、3月31日と4月1日、約8300万人の国内利用者を対象に実施。約2400万人から回答を得た。
 感染予防で実施していることを複数回答で尋ねたところ、「手洗い、うがいや手・指の消毒」が85.6%で最多だった。「せきやくしゃみをする時、マスク・ハンカチを口に当てる」も74.4%と高い割合だった。
 感染リスクを高める密閉、密集、密接の「3密」への対応は、「換気が悪い場所に行かない」が62.0%、「人がたくさん集まっている場所に行かない」が73.7%だったが、「他人と近い距離で会話をしない」は32.8%と低かった。
 また、「仕事はテレワークにしている」と答えたのは5.6%で、厚労省は「柔軟な働き方の取り入れに改善の余地があるのでは」と指摘している。「(感染予防を)特にやっていない」は4.8%だった。 (C)時事通信社