【香港時事】香港メディアは6日までに、3月末に反政府デモの取り締まりに参加した機動隊に所属する40代の警官が新型コロナウイルスに感染していたと報じた。機動隊の122人が濃厚接触者として隔離施設に移送された。
 九竜地区を中心に活動する機動隊では3月30日に30代の警官が、今月4日にはこの40代の警官がそれぞれ感染していたことが発覚した。報道によると、2人は別の小隊に所属しているが、警察署内の共同トイレを介して感染した可能性があるという。他にも複数の警官が呼吸器系の異常を訴えている。
 40代警官は3月31日、九竜地区で行われた抗議活動の取り締まりに参加。当日は数百人の市民が現場に集まり逮捕者も出た。昨年から続く反政府デモへの強硬姿勢で「嫌われ者」になっている警官の感染に対し、インターネット上で「ひどいことをした報いだ」といった書き込みが相次いでいる。一方で逮捕された市民の感染拡大を懸念する声が上がっている。 (C)時事通信社