【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)のクラーク保健相は7日、新型コロナウイルス感染防止のために行われている都市封鎖(ロックダウン)のルールに違反して遠出したとして、アーダーン首相に辞任する意向を伝えたと発表した。首相は「本来なら解任」としながらも、コロナ対策の要職である保健相の交代で大きな混乱が起きかねないとして、閣僚の職務続行を指示した。
 NZでは3月下旬、新型コロナの警戒水準を最高の「レベル4」に引き上げ、近所の散歩や生活必需品の買い物などを除き外出が禁止された。
 クラーク氏は3月最後の週末、南部ダニーデンの自宅から約20キロ離れた海岸で散歩しようと家族を連れて車で出掛けた。同氏は違反行為を認めた上で「保健相として規則に従うだけでなく、他の国民の模範となるのが責務だ」と謝罪した。 (C)時事通信社